スリップページって何? | 外国為替証拠金取引(FX)の始め方

外国為替証拠金取引(FX)の始め方

外国為替証拠金取引の魅力やリスクについて、FX初心者の方にもわかりやすく解説します。トレード結果も載せてます。

スリップページ(=スリッページ)とは

注文したときのレートと実際に成立したときのレートの差のこと。

 

ある特定のレートを指定して「逆指値注文(=ストップ注文)」を出した場合、

その指定したレートよりも若干不利な方にズレたレートで成立すること。

またはそのズレそのものを指します。(滑ると表現する場合もあります。)

 

どうしてこのような現象が起きるのかというと、もともと「逆指値注文(=ストップ注文)」とは、

指定したレートよりも取引レートが不利な方向へと進んだ時点で自動的に成行注文に

切り替わり、その瞬間のレートで成立するような仕組みになっているからです。

 

また相場の急落・急騰など相場状況によりこのスリップページが大きくなる場合があります。

例えば、有事の際(戦争やテロ、自然災害)や重要指標発表時などが挙げられます。

 

<具体例>

118円ちょうどの売り「逆指値注文(ストップ注文)」を出していた場合、

取引のレートのBID(売り)側が118円ちょうど以下を初めてつけた時点で

「成行注文」として出されるため、そのレートで成立することになります。

 

したがって、仮に初めてついたレートが117.97円だったとしたら、

この売り「逆指値注文(ストップ注文)」は117.97円で成立することになり、

結果として「3銭のスリップページ(=スリッページ)」が発生することになります。

 

ちなみに、利益確定の「指値注文(リミット注文)」でも、タイミングによっては

指定したレートよりも有利なレートで約定することがあります。

 

あくまで私の経験ですが、約定力に定評のあるマネーパートナーズで

「指値注文(リミット注文)」が有利なレートで約定したことがあります。

 

 

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